#203 【今後のAdobe Character Animatorの可能性 】
❝この記事は「VTuberとデザイン Advent Calendar 2022」3日目の記事になります。❞
目次
VTuber×デザイン 参加記事
Designer × VTuberのモンブラン氏(@MontBlanc04)の企画に参加しました。
今回、私は『お菓子のパッケージデザインに例をとり、キャラクターを動かすことの有用性やAdobe CHのメリットをお話しします。
同時にUPしたYouTube動画と一緒に見ていただけますと幸いです。
他の方の記事はこちらからご覧いただけます。
https://adventar.org/calendars/7849
#Vデザアドカレ2022
パッケージデザインとキャラクター
不二家のペコちゃんや赤城乳業のガリガリ君、やおきんのうまい棒のキャラは長い間、子供から大人までに親しまれ、商品の売上げ、認知度に大きく貢献してきました。キャラクターがパッケージに印刷されているとコンビニやスーパーでも一際目を引きます。
静止画ベースのキャラクターが動画ベースでも活用されることで、より訴求力のあるキャラクターに進化すると思います。
キャラクターを動かすメリット
動くキャラクターはYouTubeやTwitterで拡散されます。認知度が上がり、商品の販売促進にもつがります。
声や動きがつくことで、より魅力的で親しみやすい存在になります。
広報の動くマスコットキャラとして、新商品やイベントの告知ができます。
ユーザーとオンラインチャットを通してリアルタイムでの会話ができます。
AdobeChとMr.Beanのイベント動画
デザインにAdobeChを使う理由
より立体的な表現ができるLive2DやVRiodなどの3Dアバターも魅力的ですが、キャラクターを完成させるには時間がかかります。クリエーターやデザイナーにもより高度なスキル習得が求められます。
個人的意見ですが、既存の2Dキャラを3Dでモデリングした映画作品(ドラえもん、ルパン三世)、CM作品(ちびまる子ちゃん)などもありますが、3D技術が必ずしも効果的に使われているとはいいがたい感じがしました。(タンタンの冒険のワンカットでの川下りの3Dシーンは素晴らしいとおもいました。)
その点Adobe Chは、、。
- ポーズ付けが簡単
- ベクター画像を直接扱える
- 静止画書き出しでストックイラストへの流用
- キャライメージを崩さず中の人を変えられる
- 既存のキャラから作りやすい
などの点からも他のVTuberソフトや3Dソフトより十分使用メリットがあると思います。Adobeのデザインソフト、Adobe Illustratorとの相性もいいと思います。
今後の課題
- ベクターデータでの書き出し
- スマホやタブレットでの運用
- 他のAdobe製品との今以上のスムース連携
他の類似アプリとの差別化が行えれば
→利用ユーザーも増える
→より高機能なバージョンアップも期待できる
以上の点からAdobe Character Animatorは今まで以上に注目&利用されていくと思います。