#04【Adobe Character Animator】 一瞬でカメラのUP方法#02の補足解説
目次
素材の確認
まず、ダウンロードしたプロジェクトファイルが正常に動作するか確認してください。私の環境は Mac OS Catalina 10.15.4 です。Character Animatorは3.3 です。Windows版でも開けると思います。
- ダウンロードしたSAX_Mayというフォルダーを開きます。
- SAX_May.chprojをダブルクリックします。
- アプリケーションが立ち上がりましたら、左上のタブを”記録” にします。左下のタイムラインから、CH_model_MaySaxトラックを選択します。
- カメラ等の接続が問題なければ、右上のカメラ映像に合わせてパペットが動きます。
新規カメラの追加
新規のカメラをタイムラインに追加します。(shift+option+command+C)マックの版でのショートカットキーです。Windows版をお使いの方は適宜ショートカットキーを変換してください。
カメラに現在のポジションを記録させます。左側のカメラトラックビヘイビアーのカメラトランスフォームにある”トリガー可能なショットの作成”ボタンを押ます。
右側のトリガーウィンドウにshot1 という名前の項目ができます。右クリックでわかりやすい名前をつけてください。左の四角に任意のキーボードキーを入力します。今回は基本ポジションの”K”にしました。
今度は、カメラトランスフォームのズーム、X、Yの値を調整し、アップのアングルを決めます。
同様にトリガー可能なショットの作成”ボタンを押し、トリガーウィンドウのshot2に”Z”と名前をつけます。
”K””Z” を押し、カメラサイズが切り替わることを確認します。
仕組みを知る
#02で解説した内容と同じで、ズーム、X,Yの値をトリガーが記録し、キーで呼び出しているだけです。
#02の解説では、各ポジションを個別に登録していましたが、今回、”トリガー可能なショットの作成”ボタン一つで、トリガー作成が可能です。
まとめ
私自身、このアプリケーションは習得途中です。もっと効率の良い操作方法をご存知の方がいらっしゃいましたらご教授くださいませ。
今後の課題
- サックスを動かすことで手も追従させたい。
- 顔を動かすことで、サックスのマウスピース部分を追従させたり、離したりさせたい。
- サックスを押さえる右手はサックスより上のレイヤー、右腕は、サックスより下のレイヤーです。この順番を保ったまま、右手を連動して動かす方法をしりたい。
以上です、素材はご自由にお使いください。
2020年5月27日
